京都西山高等学校

今月の賢言(かしことば)

念ずれば、花ひらく

この言葉は、熊本県出身の詩人、坂村真民(さかむらしんみん)という人の次の詩の一節に出てくる言葉です。

念ずれば花ひらく

苦しいとき 母がいつも口にしていた

このことばを わたしもいつのころからか

となえるようになった

そうしてそのたび わたしの花がふしぎと

ひとつひとつ ひらいていった

 

「念ずれば、花ひらく」・・・これは、ただ念じていれば、じっとお願いをしていれば、夢がかなうという意味ではありません。

この言葉の本当の意味は、何事も一生懸命に祈るように努力をすれば、自ずから道は開ける、夢や目標がかなう、という意味です。

「念」という字を分解すると「今」と「心」になります。これは「目の前にある事を一生懸命やる」ということです。言葉を換えて言えば「実践」することです。「念」とは、「今の心」であり、「今、目の前にある事を一生懸命やること」を表しています。

さらに「念じる」という言葉には「実践する」という意味があります。

「念ずれば、花開く」という言葉の裏には、「今を大切にして生きないと、花は開かない」という意味があるのだと思います。「今」をいい加減に生きると、次の瞬間もいい加減なものとなり、いい加減な生活しか送れないことになってしまうのではないでしょうか。

それは決して、いつもどんな時も緊張して生活を続けるということではなくて、リラックスする時には思いっ切りリラックスするということであり、「今」に、けじめをつけて生活することだと言ってもいいのかも知れません。

3学期のスタートに当たり、みなさん一人ひとりが新たな決意や目標をもっていることと思います。「念」という言葉から、「今、自分にできること」を確実にやることが、夢や目標実現につながるということを示してくれました。皆さんも学校生活での目標を持ち、「今」を大切にし、より良い生活を目指していきましょう。

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