こんにちは、Dクラス担任の冨増です。
先日、京都リビング新聞社主催の「不登校生・高校中退者のための学校相談会」に参加しました。
たくさんの来場者で、持ち帰り用の学校パンフレットは開始30分ほどでなくなりました。
本校のブース相談にもたくさん立ち寄りくださいました。
ただ盛況ってことは、それだけ学校に行けなくて悩まれている方が増えていることでもあります。
5~10分ほどしかお話できませんでしたが、ちょっとでも安心した気持ちで帰っていただければという思いで、次のようなお話させていただきました。
通信制では、自分のペースで学ぶことができます。
スクーリング(面接指導)で一斉授業もありますが、その教室にいる生徒の学年はバラバラです。
全日制だと、時間割はコース料理のようにクラスごとに順番と内容が決められています。
通信制は、バイキング方式みたいなもので、ひとりひとりオリジナルの時間割で履修していきます。
ただ、卒業するためには必須科目の単位を取らなければならないので、苦手な科目も、どこかのタイミングでとらなければなりません。
嫌いな食べ物は先に食べる人もいれば、最後まで残しておく人もいるように、苦手な科目も自分にとっていいタイミングを決めることができます。
また、学校行事もすべて出なくてもいいです。
最低限の回数は決められていますが、自分が参加したいものを選択して参加することができます。
「こんな風に、もともとがバラバラだから、周りの目が気にならないものですよ」と、お伝えすると安心してくださる方もいて、お会いできてよかったなぁと思いました。
いろんな学び方があることを、まずは知ってもらって、そこから進路選択をしていただければなぁと思っています。