仕事初めの日に、教職員で今年の抱負を書初めしました。

私は「恵風和暢（けいふうわちょう）」という言葉を書きました。どうしてこの言葉を選んだかというと、自宅のトレイに飾っているカレンダーの１月の言葉で、いいなぁと日々眺めながら感じていました。

この言葉の意味は、「恵風は、めぐみの風であり春風のことで、万物を生長させる暖かい風のことを言う。和暢はのどかなこと。」と、カレンダーに補足説明が書かれています。そして「暖かい恵みの風が吹いて、皆が和らぎのどかであるように、一年の初めに願います」とも。西山通信の生徒や保護者や教職員のみんなが、このような一年になったらいいなぁと思って、気持ちを込めて書初めをしました。

余談ですが、この字を書いている時に、いつもより上手に書けたような手ごたえを感じました。不思議な感覚がしたので、ネットで調べたら王義之「蘭亭集序」の言葉でした。それは私が学生時代、国語の教員免許を取るために書道の授業で特訓したお手本でした。

しばらく職員室の前に掲示していますので、他の先生たちが書かれた字も言葉もとっても素敵なので、よかったら見に来てください。