毎日、心ときめく、京都西山高校。

京都西山高等学校

平成29年「インターハイ予選」の報告とお礼

ソフトボール部

ソフトボール部

部員数:29名
顧問:田中大鉄(監督)、小林眞紀夫

ソフトボール部は、未曽有の大ピンチを切り抜け、「ニュー京都西山」としてエンジン全開で活動しています。屈指の名将田中大鉄監督のもと、『日本一強くて、日本一愛される』チームを目指し、「厳しく」しかし「明るく」日々努力を積み上げています。“最高の輝き”を求めて、『強い心』と『愛される心』を身につけようとみんなで力を合わせて頑張っています。

平成29年「インターハイ予選」の報告とお礼

NEW京都西山高校、いよいよ創生期の集大成

無失点優勝で、インターハイ代表権獲得!

「日本一強く・日本一愛される」へ、千載一遇の夏

 

【2017年度 京都府予選】

(二回戦)  対 京産大附属  7-0

(準々決勝) 対 京都すばる  3-0

(準決勝)  対 京都成章   1-0

(決勝)   対 福知山成美  6-0

 

今年も多くの方々から暖かい応援・サポートを戴き、有り難うございました。

 

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新旧体制の移行期の苦労は並々ならぬものでした。NEW京都西山高校ソフトボール部のいわゆる一期生は4人、続く二期生は8人、その後に入ってきたのが現三年生です。NEW京都西山として、田中大鉄監督のもと、当初よりあえて「日本一強く日本一愛されるチームになろう」という大きな目標を掲げ、夢を追いかけ続けてきました。寮が廃止され選手の確保にも苦労しながら、中学校から信頼されるチームづくり・心づくりをと、来る日も来る日も地道な努力に明け暮れ、ここまでやって来ました。

今回の代表権獲得で、NEW京都西山は、いよいよ創生期の集大成の夏を迎えました。「日本一強く日本一愛されるチーム」という大目標が、射程距離に入るところまでやって来ました。今年の合い言葉通り、「千載一遇」の夏となりました。移行期の苦労を必死に積み上げた4人や8人の思いと共に、NEW京都西山は、この夏「大勝負」に挑みます。

 

今年、京都西山高校は創立90周年を迎えました。一足先にインターハイを決めた少林寺拳法部に続き、今回、ソフトボール部が24回目の代表権獲得を果たし、その節目の年に大きな花を添えることが出来ました。しかし、「出場」に満足することなく、大目標の実現のために、全国でも結果を出そうと最後の努力が始まっています。いつも言うことですが、先輩達やここまでの道のりのライバルであって仲間である全ての皆さんの思いを代表して、NEW京都西山の部員一同全力を尽くします。

 

 

【勝負事の厳しさ】・・・今回は「勝負」にスポットを当ててみます。

 

本気の勝負事の厳しさは、経験しないと本当のところは分からない。今回の予選は、終わってみれば、代表権獲得という自分達の描いた筋書きが実現したということなのだが、決して簡単ではなかった。

勝負には相手があり、相手にも思いや筋書きがある。それが激しくぶつかり合って競技スポーツが輝く。だから、ゲームセットの瞬間まで何が起こるか分からない。

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移行期のNEW京都西山、宮津では波瀾万丈だった。新チーム総勢12人の選抜予選は、体制移行のエアーポケットの苦しい闘いだった。思いのほか大健闘し勝利に手が届きそうになったが、世紀の?!大逆転負けを喫した。昨年のインターハイ予選は、順調な右肩上がりに突然現れた巨大な落とし穴にはまって完敗だった。

そして今年、同じグランドで代表権を奪回したが、遠い遠い道のりだった。

NEW京都西山は、この春、質量ともに戦力が整った。しかし、勝負事は甘くない。評論家諸氏と違って、当事者は大きなプレッシャーと闘う。周囲の期待が大きければ大きいほど、そのプレッシャーも大きくなる。受けに回ってしまった瞬間に敗れる。

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選手はもちろんだが、監督にかかるプレッシャーも半端ではない。

日本リーグ・大学で数々の栄光に輝いた監督が高校領域に登場した。ソフトボールでは常に最先端を歩いて来た百戦錬磨の監督でも、それは新たなチャレンジだった。担任をし、授業をし、校務にフル回転しながら、一方でNEW京都西山の「救世主」としての期待を一身に受けた。移行期を乗り切り、NEW京都西山を軌道に乗せ、万全を期して臨んだ闘いではあった。しかし、絶対はない。それはまた、選手達とは違う孤独な闘いでもあった。

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今年の宮津は、選手達や保護者の喜びが弾けた。それは、プレッシャーの大きさとここまでの道のりの苦労の大きさを表していた。それを見守る監督にも、やっと一瞬の安らぎが訪れた。

これが勝負事の厳しさと輝きなのだと思う。この後、選手達や監督には、もう一つ上の輝きへの苦労が、待ちかまえている。

春が来た

また新たなスタートの春です。NEW京都西山ソフトボール部は、11人の新入生が加わり総勢31名となって、グランドはまた一段と活気づきました。

一方で、今年度のレースは、はや終盤です。市内の春季大会が終わり、間もなくインターハイの予選を迎えます。

NEW京都西山ソフトボール部は、「日本一強く」「日本一愛される」チームという大きな目標を掲げ、それに向かって日々努力を積み上げてきました。

京都府代表として臨んだ春の全国選抜は、ゲームの流れを引き寄せられずにベスト16どまりでしたが、全国私学選抜では、3位という位置につけました。陣容が一層充実した新生京都西山の「心=努力=結果」は、この夏に一つの大きな節目・集大成の時を迎えます。

モットーの「厳しく」しかし「明るく」を大切にして、みんなで力を合わせ最高の夏の輝きに向かって、ラストスパートしたいと思っています。

 

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【ライバルであり仲間であるということ】

 

新入生11人が加わり、新生京都西山は一層戦力が充実してきた。春が来たグランドは、活気に満ちている。活気がでるということは、競争が激しくなるということでもある。

スポーツも人生も、基本は自分との闘いだが、競技スポーツは他者との競争でもある。チーム内外の正しい競争は、お互いのレベルを引き上げる。他者を上回ろうと一生懸命心を込めて努力を積み上げることで、お互いが向上する。一人ではなかなか成し得ない大きな成長が引き出される。強豪チームの多くは、まずチーム内に活気あふれる競争がある。常に、互いに刺激し合い高め合う。

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しかし、これはあくまでも「正しい」競争ということである。以前から言い続けていることだが、互いに一生懸命になってぶつかり合い火花を散らす先に、競技スポーツの眩しい輝きがある。ただ、そこには落とし穴もある。いわゆる「勝利至上主義」というダークサイドである。うっかりすると、人として最も大切なものを見失うことになる。スポーツの光と陰、競争の持つ素晴らしさと危険性である。他者の心に全く思いが及ばず自分の心しか見えない歪んだ競争の先に、「日本一強く」「日本一愛される」チームはありえない。

鍵は、「ライバルであって仲間である」という心である。チーム内の競争も、チーム同士の競争も、そのスポーツの正しい輝きを決して忘れてはならない。教育活動としての高校スポーツ界は、特にそれを見失ってはいけない。一人一人の成長こそが、教育の大目的である。だから、勝利を目指して競い合う時、我々は人として最も大切な心とは何か、いつも肝に銘じておかねばならない。

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NEW京都西山高校は、この春、陣容が充実し競争が一層激しくなった。しかし、そのことを決して忘れない。それぞれが健全な競争に、思う存分チャレンジ出来るよう見守りたい。そのために、まずチーム内から、「良きライバルであり仲間である」という「正しい競争」を実践したいと思う。部員一人一人が「日本一強く日本一愛される」人間を目指して頑張ってほしいと、そしてすべての部員がスポーツを通して大きく成長し、スポーツの先の人生の真の輝きを手に入れて欲しいと願っている。

 

卒業

久しぶりのHP更新ですが、今回はちょっとソフトボールから離れます。

 

学校は卒業の季節です。NEW京都西山高校ソフトボール部からも、8人の卒業生が旅立ちます。今グランドでは20人の現役達が、8人が必死につないだタスキを掛け、彼女達が切り開いた新たな道を力強く歩き続けています。3月後半には、京都府代表として全国選抜・そして全国私学に遠征します。最終目標の夏のインターハイでの「日本一」に向けて、いよいよ第3コーナーから第4コーナーの熱い戦いが待っています。

 

そんな舞台から8人は、そっと旅立っていきます。今回はそのことにスポットを当てて、書きたいと思います。

 

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【“50年前の高校生”から,8人の卒業生へ】

 

君の行(ゆ)く道は 果てしなく遠い  だのになぜ 歯をくいしばり

君は行くのか そんなにしてまで

 

君のあの人は 今はもういない  だのになぜ なにを探して

君は行くのか あてもないのに

 

君の行く道は 希望へと続く  空にまた 陽(ひ)がのぼるとき

若者はまた 歩きはじめる

空にまた 陽がのぼるとき  若者はまた 歩きはじめる

 

50年前のテレビドラマ「若者たち」の主題歌だ。実は歌は3年前にリメイクされたが、半世紀前の歌だ。時代はかわり、若者の間で好まれる音楽もかわった。しかし、“50年前の高校生”の心に、半世紀間ずっと響いている歌だ。それは、いつの世にも決して古くない。

人生は旅。人にはそれぞれの旅がある。人が8人いれば8つの旅があり、人が百人いれば百の旅がある。高校に入って出会い、雨の日も風の日も、泣いたり笑ったり、共に過ごした8人だが、卒業してそれぞれの道に進む。別れの日が来る。それもまた旅、新たな道への旅立ちだ。

世の中がどんなに変わり、音楽がどれだけ変わっても、そのことは変わらない。人はみな、旅している。そして、旅には常に出会いと別れがある。

学校は駅。今までもこれからも、旅人を見送る。寂しさもある。心配もある。しかし送り出さねばならない。見送らねばならない。いい旅をして欲しいと心の中で祈りながら、後ろ姿に手を振るしかない。

“50年前の高校生”も、そうして見送ってもらった。そして長い旅の末、数え切れない出会いと別れを重ねて、今の自分がある。

8人の卒業生もそうなのだ。8人はこの3年間、とても頑張ったと思う。それは必ずこの先の8人の旅に生きてくるだろう。しかし、また次の旅が始まると、もっと歯を食いしばらねばならないことにもぶつかるだろう。もっと悲しい別れにも遭遇するだろう。

でも8人はまた歩き始めるのだ。そんなにしてまで、行くのだ。

今“50年前の高校生”は、自分のこれまでの旅とダブらせながら、8人を見送る。この先の彼女等の旅が波瀾万丈であったとしても、それがきっといい旅でありますように・・と祈る。

8人は、50年後には50年後の高校生達に、そうエールを送れるように、君の行く道を歩いてほしいと思う。

 

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前回のHPに書きました。スポーツには“二つの輝き”があると。勝ち負けという坂の上の“金色の輝き”と、それを突き抜けたところにある“虹色の輝き”だと。

後者が虹色なのは、人生の旅は、その人次第でそれぞれに何色にでも輝く事が出来るということです。8人いれば8つの旅、8つの色があります。それをどれだけ輝かせるかは、自分次第です。

駅はいつも、君達の旅を後ろからずっと見守り続けています。ガンバ!

NEW京都西山高校、新たな伝統づくりへの「最後の壁」を突破!

NEW京都西山高校は、今回、来春の全国選抜の予選に優勝し、昨年度に続き京都府の代表権を獲得しました。   (2016.11.6 宮津運動公園)

 

(準々決勝) 対 京都共栄   5-0

(準決勝)  対 京都産大附属 7-0

(決勝)   対 京都成章   3-0

 

NEW京都西山高校は、この夏、新たな伝統構築への「最後の壁」にぶつかり、その後、生みの苦しみが続いていました。今回の選抜予選も、直前まで壁の前でした。そして迎えた本番、ずっとくじけることなく積み上げていた努力が実り、会心の試合運びで優勝、ようやく続いていた「最後の壁」を突破して、新たなページに踏み出すことが出来ました。

壁との格闘の間も、多くのチームや関係者の皆さんから暖かい応援を戴きながらここまで来られたこと、いつものことながら、心より感謝申し上げます。今回の結果に慢心することなく、今後いよいよ目標の{日本一強く日本一愛される}チームを目指して、また一段ギアチェンジしたいと思っています。NEW京都西山高校の更なる「挑戦のドラマ」にご期待下さい。

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前回のHPでもお伝えしましたように、スポーツの“二つの輝き”のうち、「勝ち負け」の部分でも今回京都府の代表権を奪回して、“金色の輝き”への挑戦権を獲得しました。最終目標である夏のインターハイに向けて、新チームのレースでも“ポールポジション”に立った形ですが、優勝候補と目されながら涙を飲んだ昨年度の反省を踏まえ、誠実にそしてチャレンジャーとしての姿勢を崩さず、心技体の一層の練磨に励みたいと思います。

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同時に、NEW京都西山の新たな伝統への懸け橋として無くてはならない存在だった三年生8人の卒業が近づいてきました。苦労苦労の日々は、終わってみればあっという間の高校生活だったと思います。三年生8人は、自分達の進路確定の努力と並行して、今も連日グランドに来て自らの心磨きの仕上げに取り組みながら、後輩達の悪戦苦闘をサポートし続けてくれています。

この先、チームの“金色の輝き”への挑戦が一層加速したとしても、スポーツのもう一つの輝き「勝ち負けに左右されない“虹色の輝き”」は、色あせることはありません。人生は死ぬまで「壁また壁」ですが、それぞれの険しいオフロードをたくましく歩んで行ってほしいと、心から祈っています。

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「努力=結果」の公式

 

口で言うのは簡単でも、この公式は大変だ。「勝たせてくれ」という神頼みは虫がよすぎるので、「我々が努力した分だけ結果を下さい」とスポーツの神様に祈っても、結果は全く甘くはない。自分が努力したつもりでも、しばしば「それはまだ甘い」。それより遙かに努力している人もいる。努力の大きさが同じなら、残念ながら能力の高い者に負ける。努力の大きさで上回っても、能力の差がそれ以上なら、やっぱり勝てない。スポーツは厳しい。

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だが、それで諦めるなら、スポーツは真に輝かないと思う。高度の技・体の素晴らしさは確かにある。見る人を魅了する。しかし、結果は固定されているのではない。逆転の可能性は決して0ではない。それを信じ、それを目指してチャレンジを続ける。「努力=結果」の公式に希望を見いだそうとする。自らの努力を常に見直し、更なる努力を模索する。そして、まず一歩上の結果を目指して必死にはい上がろうとする。そこにスポーツの本当の輝きがある。

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勿論、「出来る範囲で楽しくやるスポーツ」があっても良い。いや必要だと思う。人が究極の壁にぶつかった時は、「今のままの君でいいんだよ」という今風の教育論が大切な時もある。心の価値は当然強さだけではない。それと等しく、時にそれ以上に、暖かさが必要である。競争社会の弊害には、要注意である。

ただ、競技スポーツの世界の中で「努力=結果」の公式への健全なチャレンジは、間違いなく素晴らしい輝きである。0でない可能性にかけて半端じゃない努力を積むと、積まなかった者が見ることの出来ない輝きがそこにはある。その輝きは、きっと頑張った者すべてのその先の人生を照らす。

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実はこの公式、前に「心」がつく。「心=努力=結果」の公式なのだ。心を込めた分(考え工夫する「頭」も含めて)が、努力のレベルになり、それが結果のレベルを決める。目の前に突きつけられた結果が気に入らなければ、努力に戻って点検し、もう一つ戻って心を見直す。この公式の威力をあなどってはいけない。スポーツにも、その向こうの人生にも、それは使える。

本当の本当にベストを尽くして、最後に「我々の努力の分だけ結果を下さい」といきたいものだ。

NEW京都西山高校 平成28年度の夏

NEW京都西山高校にとって平成28年度の区切りの「近畿大会」が終わりました。勝ち負けの部分では、インターハイ予選からの「壁」が続いており“有終の美”を飾ることができませんでしたが、今回もまた暖かい応援を戴きありがとうございました。

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スポーツの二つの輝きのうち、「勝ち負け」の部分では、今年度は右肩上がりの最後に待ち構えていた「壁」が、NEW京都西山の前に立ちはだかった夏でした。インターハイ予選の惜しさをぶつけたかった近畿大会でしたが、技術もさることながら、モチベーションの再構築がうまく行きませんでした。一人一人は決して手を抜いたわけではありませんし、それどころか最後の最後まで心・時間・労力をつぎ込み続けました。全体的に出番の少なかった今年の三年生8人は昨年以上に謙虚で地道な姿勢を貫き通しましたし、チーム代表として先発した下級生も重責を担い努力を積み重ねました。ただ、やはり勝負という場面では「出来なかった」ことがあったということなのだと思います。人生の次のステージへ進もうという三年生と今年のリベンジが次のテーマとなる新チームの下級生とでは、その生かし方は異なりますが、「出来たこと」「出来なかったこと」を糧に次のチャレンジへと進んでほしいと思います。

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一方、スポーツのもう一つの輝き「勝ち負けに左右されずに得られるもの」は、現役生活を終える三年生8人にとって、今年もまた大きな財産になったと思います。苦しい移行期に本校を選択し地道に努力を続けてくれた三年生の8人は、昨年度の4人の卒業生と共に、存亡の危機に直面した京都西山のピンチ脱出に、そしてNEW京都西山の新たな伝統への懸け橋として、なくてはならない存在でした。どちらかと言えばチームのサポートに回ることが多かった学年でしたが、いつも誠実に粛々とチームのために頑張り切ったことの輝きは、言葉にできない深い値打ちのあるものです。それが、8人それぞれの今後の人生の力となることは間違いありません。そして、他に類を見ない新たな未来型の先輩後輩関係・チームの一丸体制を創ろうと挑戦しているNEW京都西山への貴重な置土産になったことも確かです。今年もまたその三年生に最大のねぎらいと称賛を贈り、その今後に心からエールを送るものです。

 

中学校でソフトボールを頑張っている皆さんへ

 

進路決定は中学校生活の仕上げ、とても重要です。皆さんは自分の目で中身をできるだけしっかりと見て、自分の次の三年間の舞台を選ぶことが大切です。どこかで思い切ることが必要ですが、それまでに冷静に慎重に情報をゲットすることが大切です。皆さんにはいろいろな選択肢があると思いますが、是非あちこちに足を運んでみてください。

前回もお知らせしましたように、NEW京都西山高校ソフトボール部も「8月28日に見学・体験会」を行います。是非覗いてください。希望する皆さんは各中学校の顧問の先生に相談してみてください。

 

 

「負ける」ということ

 

過去のHPでも、スポーツの光と陰について何度か触れてきたが、その中でスポーツの光とは何であろうか? 競技スポーツでは「勝つことの輝き」は強烈である。それが得難い目標であればあるほど、血のにじむような苦難の道程の後にやっとの思いで到達した時の感動は、それこそ体験した者にしか味わえない至高の輝きである。象徴的に言われるのは金メダルの金色の輝きである。

 

しかし、教育活動としてのスポーツの目的と勝利の輝きの二兎を同時に追いかけ続けてきた指導者にとっては、スポーツの第一の光とは何か? それはとても重い課題である。勝ち負けを突き抜けたところに、勝ち負けに左右されない虹色の輝きがあらねばならない。そこに到達出来た者が実は真の勝者である。競技スポーツでは、1チーム以外はすべて“負け”で終わる。負けた時の逃げ道を準備しているのでは全くないが、負けたことで“翳ってしまう”ような輝きを追いかけているのではない。

 

スポーツの虹色の輝きはいたるところにある。いや、その輝きを意識し大切にするようなスポーツでなければならない。チーム内外の競い合いに敗れたことで消滅してしまうような輝きでは決してない。

今回の近畿大会は現役最後の大会だった。三年生は二人しか出場機会がなかった。自分が出て“自分のせい”で負ける方が完全燃焼できただろう。しかしスポットが当たらないところにも実はこの光は確実にある。

まだインターハイの予選が始まる前に、小さな小さな大会があった。その選手は三年間で一番出番の少なかった選手だ。彼女はそれでもチームの一員として投げ出さずに粘り通してきた。回って来た出番で、満塁のチャンスに打席に立った彼女は、ライト前にタイムリーヒットを打った。事情を知っている誰もが跳び上がって喜んだ。そこにも虹色の光があった。小さなささやかな光だったが、今年度最もまぶしく残っている光の一つだ。

 

NEW京都西山ソフトボール部は「日本一強く」と「日本一愛される」を等しく大切に思い追いかけている。スポーツの二つの“光”が共存する世界を目指し、チャレンジを続ける。

平成28年「インターハイ予選」の報告とお礼

今年は「インターハイ」京都府の代表権を逃しましたが、暖かい応援を戴き御礼申し上げます。ありがとうございました。

 

大きな曲がり角をクリアーし、NEW京都西山ソフトボール部は装いも新たに頑張っていますが、今回残念ながら準決勝で敗退し、久々にインターハイの京都府代表権を逃す結果となりました。新たな伝統の創造への「最後の壁」にぶつかった形です。

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NEW京都西山ソフトボール部は、スポーツの「光と陰」をしっかり直視しながら「スポーツの輝き」を追いかけています。しかし、今回は対戦相手チームに会心のゲームをされ、とびっきりの輝きを許してしまいました。もちろんとても悔しい思いですが、素晴らしい「ライバルであって仲間である」相手チームの皆さんに心から敬意を表したいと思います。

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京都西山高校に区切りの時がやって来ました。NEW京都西山ソフトボール部は移行期の混乱から這い上がり、その新たな挑戦は順調に右肩上がりしてきました。しかし物事は筋書き通りにはいきません。それが勝負の怖さ厳しさであり、勝負の素晴らしさでもあります。そしてそれが人生でもあります。我々はこの壁からもとても多くのことを学び取りながら、挑戦し続けたいと思います。

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苦しい移行期に本校を選択し地道に努力を続けてくれた三年生の8人に、最後の夏の晴れ舞台をプレゼントできなかったことはとても残念ですが、今こそ我々の活動の真価が問われます。「最後の舞台」となる近畿大会に向けてもうひと頑張りして、しっかり活動の仕上げをしてほしいと願っています。

 

中学校でソフトボールを頑張っている皆さんへ

 

NEW京都西山ソフトボール部は、今回インターハイ京都府代表権を逃してしまいましたが、くじけることなく「日本一強く日本一愛される」という目標の実現に一丸となって活動しています。屈指の名将「田中大鉄」監督の素晴らしいソフトボールは、間違いなく「全国」に最も近い位置にあります。

見学・体験希望の皆さんは大歓迎です。早めに一度自分の目で確かめて下さい。遠慮なく、現在所属するチームの顧問の先生を通じて連絡して下さい。

「壁」

 

体制の移行に際し、更なる輝きの新時代を切り開こうと、NEW京都西山ソフトボール部はどん底で名将田中大鉄監督を迎え、再スタートを切った。大鉄ソフトが浸透してきてチームの立て直しは右肩上がりで順調に進んだ。そして迎えたインターハイ予選で「壁」にぶつかることになった。用意周到に臨んだつもりだったが、自分達的にいうと「思わぬ壁」にぶつかった。それがスポーツの厳しさ・怖さだ。それは、人生でもしばしばぶつかる「壁」だ。決してありえない“天災”ではない。

 

勝負事は負けるととても悔しい。心を込めた分だけ、努力を積み上げた分だけ、悔しい。しかし、スポーツ人はそれを受け止めるしかない。敗因を探りながら、自分達の「出来たこと」と「出来なかったこと」を冷静に直視して今後に活かすしかない。

 

スポーツは筋書きのないドラマだという。答えが初めから決まっていたら、スポーツは輝かない。真の魅力はない。

人は筋書きを描く。自らの筋書きを実現しようと一生懸命になる。その過程で心をつぎ込んだ分だけスポーツの光は増す。しかし結果は決して確定しているのではない。だからスポーツは奥が深く素晴らしい。常に「壁」は出現する。「壁」にぶつかりはじき返されても、我々はまた立ち上がるのだ。

 

スポーツには相手がある。互いに「筋書き」を描き、競う。スポーツの主役は自分達だけではない。相手があってのドラマだから、相手はドラマの共演者である。双方が心を込めるほどに、スポーツは輝く。互いにぶつかり合い、火花が散る。それもまた「壁」なのであるが、その火花が「スポーツの光」になって欲しいと思う。「壁」は互いを磨き合い高め合う大切なものである。

 

NEW京都西山ソフトボール部は、今回の「壁」を糧にしなければならない。それはこれからのソフトボールにとっても、その先の人生にとっても、必要な糧である。NEW京都西山の時代をしっかり引き寄せ確立させるためにも、越えなければならない「壁」である。

平成28年度 活動状況報告

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あっと言う間に時が流れます。冬が去り、春が来て、今年もはや勝負どころがやってきました。
NEW京都西山ソフトボール部は、体制の切り替えが完了し、いよいよ「日本一強く日本一愛されるチーム」という大目標に向かってフル稼働に入っています。実業団で実証済みの名将田中大鉄監督の「大鉄ソフト」が浸透してきて、大目標への道筋が見えてきました。
春休みは三年ぶりに奪回した「春の全国選抜」や「全国私学」で手ごたえをつかみ、好位置をキープしました。そして年度が替わり、まず京都の春季大会を確実に制し、とりあえず近畿大会を確保して、14年連続のインターハイに向けて大詰めの段階に入りました。
「日本一強い」に向けた勝ち負けだけでなく、「日本一愛される」チームになることをそして一人一人の人格形成を重視しているNEW京都西山ソフトボール部のチームづくりは確実に成果を上げています。厳しくても「明るいチームカラー」、先輩に対する気配りだけでなく「後輩や弱者に対する暖かい思いやり」、他人に厳しくの前に「まず自分にこそ厳しく」、そして無条件服従の団結でなく「自ら考え行動できる集団」、さらに画一的な結束でなく「一人一人を大切にする未来型の結束」・・・など、様々な部分で周囲を一歩リードするチームづくりを目指し、日々努力を積み上げています。
NEW京都西山ソフトボール部は、スポーツ人が大切にしてきた古き良きものは守りながら、スポーツ界の改めるべき古い体質を克服して、一層進化していきたいと思っています。
今後のNEW京都西山ソフトボール部の挑戦に注目して頂けると嬉しいです。

中学校でソフトボールを頑張っている皆さんへ

NEW京都西山ソフトボール部は、京都代表の維持はもとより、それに満足せず「日本一」という高みに立って輝くことを目指しています。「日本リーグで日本一6回、大学でも短期間にインカレ2位3位」、高校界でもいよいよフル稼働に入って真価を発揮する「田中大鉄」監督の素晴らしいソフトボールを体験しましょう。自分の目で確かめて、大切な進路を切り拓いて下さい! 
見学・体験希望大歓迎です。遠慮なく、現在所属するチームの顧問の先生を通じて連絡して下さい。

「スポーツの光と陰」
前回のクラブHPの最後に「スポーツの光と陰」についてちょっとだけ触れた。それは、今、新聞等で騒がれているようなトップアスリートの“不祥事”のことではなく、教育活動としての学校スポーツについてだった。NEW京都西山ソフトボール部は、その陰に細心の注意を払いながら、とびっきりの光を追いかけると書いた。
そこで言う「スポーツの光と陰」で、もっとも要注意なのは「勝利至上主義」といわれるものだ。競技スポーツは勝利の輝きを求めて全身全霊努力を積む。その過程で得るもの、そしてそれが結果につながった時に放つ輝き、それはスポーツの光だ。勝利に向かって自己研鑽し、そして相手を研究して激しくぶつかり合う、それがいけないのではない。はじめから「参加することに意義がある」と諦めや逃げ道を用意するのでなく、何とかして相手より輝こうと、ありとあらゆる工夫を凝らして努力を積む、そうすることでリクレーションスポーツとは別の、眩しい光に到達する。
しかしスポーツの光に目が眩み、勝つことを最優先して他の大切な価値を忘れると、人としての心がマヒし人格に歪みが生じる。気が付けば、スポーツの陰の部分に迷い込み人としての道を見失う。冒頭のスポーツ界の様々な不祥事を生み出す土壌は、このスポーツの陰の中に潜んでいる。心が発展途上の中高生の指導には特に注意が必要である。「スポーツの光と陰」を直視し常に心して指導せねばならない。選手以上に悩むことが指導者の務めである。人としての道を踏み外さないための警鐘として「勝利至上主義」という言葉はある。

NEW京都西山ソフトボール部が掲げる「日本一強く日本一愛される」という活動目標は、その「スポーツの光と陰」のことでもある。スポーツであれ何であれ、何事もはじめから白と黒に別れるのではない。どんなことにもメリットデメリットはある。良く効く薬にも副作用がある。その意味でスポーツは万能ではない。それを行う人間・それを見守る人間で決まる。
NEW京都西山ソフトボール部は、そのスポーツの「光と陰」の両方を十分に踏まえて、選手達を正しく育てたいと考えている。その上でとびっきりの輝きを追求したいと思っている。「日本一強い」と「日本一愛される」が両立することをしっかり証明して見せたい。
この夏、我々の最大のロマン、そして究極のチャレンジは、そのことなのだ。もう、夏はすぐそこまで来ている。

平成27年「全国選抜予選」の報告とお礼

インターハイは13年連続で京都府の代表の座を守っている京都西山高校ですが、チームづくりの前半にある「春の全国選抜予選」は三年ぶりの代表権獲得です。

NEW京都西山ソフトボール部としては、体制移行期の”生みの苦しみ”を象徴するように、この「選抜予選」は波乱万丈でした。

二年前は優勝候補の筆頭でありながら予選に参加出来ず“不戦敗”、昨年はその後遺症のエアーポケットにもめげず奮闘しましたが、“劇的な”大逆転負けを喫しました。

京都府の決勝戦は、まだまだ発展途上の課題が多く見つかった内容ではありましたが、未熟なミスを多発してもそれでも負けなかったという部分では、大きな一歩となった代表権獲得だったと思います。

NEW京都西山ソフトボール部としてはその真価が問われる今年、新人戦からの「追う展開」で大切な勝負所を制して“三年目の正直”とすることができました。

暖かく応援して下さっている皆様のおかげと、今回も各方面の皆様に深く感謝しております。

NEW京都西山ソフトボール部は、「日本一強い」チームを目指しながらも、同時に「日本一愛される」心づくり・地元に愛されるチームづくりを常に強く意識して、毎日を過ごしています。今年の新チームもまた、遠い山頂を目指して、厳しく明るい“山登り”に取り組んでいます。皆で力を合わせて一歩一歩よじ登って行きたいと思っています。

今年度もまた、我々の頑張った分だけ、応援していただけると嬉しいです。

H27選抜予選写真1

H27選抜予選写真2

中学校でソフトボールを頑張っている皆さんへ

「高校で一段上のソフトボールを学び」そして「日本一の輝きを目指して頑張ろう」という皆さん、次は是非、「日本リーグで日本一6回、大学でも短期間にインカレ2位3位」と、素晴らしい実績の「田中大鉄」監督のソフトボールを体験しましょう。“京都で最も全国に近い”NEW京都西山ソフトボール部で、一緒にとびっきりの輝きを追いかけてみましょう。

そして、将来の君たちの人生で必ず役立つ「心」を身につけましょう!

 

 

「また、“冬”から」

学校は、繰り返しだ。長い上り坂を通して生徒達を育て、やっと最後の輝きにたどりついたと思ったら、また次の山登りが始まる。またまた苦しい上り坂を選択し、あえて険しい道行きに挑む。

今年は、三年ぶりに春の選抜の切符も獲得した。最後に待っているあの夏の輝きを目指して長い道のりを歩き通すのだが、春に目標を確保したということは確かに大きい。この二年間より、少し暖かい冬か?

しかし、また“冬”からなのだ。厳しい冬を耐え、春にまだ我慢を積み重ね、あの夏の輝きを追いかけるのだ。

その営みを通して、生徒達を育て生徒達の心を輝かせる、そのことが、学校の生命線なのだ。生徒達の心が大きく成長できること、それが学校の真価だ。

 

我々はスポーツの世界で「日本一」の強さを目指している。半端じゃない努力や競争、そして勝負事の厳しさも体験する。しかし何をさておいても最終的に目指すものは生徒達の成長だ。それは強いか弱いかの問題ではない。目の前に生徒達がいる限り、学校はその一人一人の心の成長に命がけで取り組む。

だから、その意味では、厳冬も、少し暖かい冬もない。

毎年、また“冬”からなのだ。春の選抜の切符獲得はリセットして、生徒達には“冬”からスタートして欲しいと思う。ここまでの自らの努力を点検して、一から新たに競争に挑んで欲しいと思う。今現在のレベルはどうでもいい。そこからどれだけ成長出来るかが大切なのだ。まずは、それぞれにとって最大の目標を設定し必死に追いかければ良い。苦しさは大きければ大きいほど、得るものも大きくなる。

 

最後に目指すのは自分の心の輝きだ。その輝きが人数分結集したときにチームの真の輝きがあるのだ。トンネルの闇が深ければ深いほど、その向こうの輝きは強烈になる。スポーツには光と陰がある。学校は、その陰に細心の注意を払いながら、とびっきりの光を追いかける。去年も、今年も、来年も、である。

平成27年「インターハイ」の報告とお礼

苦戦続きを耐え忍び、京都府の代表権獲得の連続記録を13年(通算23回)に伸ばして挑んだ今年のインターハイでしたが、本大会では力及ばず一回戦敗退となりました。京都の多くのライバルであり仲間である皆さんの分まで頑張らねばという思いは強く持って臨みましたし、また地元近畿で行われた総体ということで当日も多くのご声援を戴き何とかご期待に応えたいと思いました。しかし結果はこれが今年の精一杯でした。激動の過渡期に入り三度目の夏を迎えた京都西山高校は、各方面からの暖かいご支援で新体制は軌道に乗せることが出来ましたが、戦力的には「体制移行の谷間」でとても苦しい戦いでした。
京都府予選は決してぶっちぎりの代表権獲得でなく薄氷を踏む試合の連続でしたから、そういう競り合いの展開に持ち込めればチャンスはあると挑んだ本大会でしたが、最も心配していた流れになってしまい「完敗」でした。

勝負事は負けると悔しく、まして「完敗」には選手達にも指導陣にも思いが残ります。もちろん「完敗」の言い訳をするつもりは全くありません。勝負事に“タラレバ”は禁物です。それは確実に今年1年の自分達に「出来なかったこと」なのですから、新チームも指導陣もそれを糧に“次の”闘いでは倍返ししたいとスタートを切ります。
しかし、一歩間違えればこうなるギリギリの状況と向き合いながら、そういう現実の中で諦めずにそして投げ出さずにずっと歩き通した覚悟の1年だったことは確かですから、この1年そのものには悔いはありません。スポーツの世界はそんなに甘くないからこそ、我々はその輝きを追いかけ続けるのです。

人の営みにはいつも必ず「出来たこと」と「出来なかったこと」があります。大事なことはそれを冷静に見つめ総括して次に向かうことです。この1年から京都西山が得たもの・自分達に「出来たこと」も決して小さくないと思います。何といっても「ピンチをチャンスに」と半端じゃない逆境の中を生き抜けたこと、けなげにひたすら頑張り続けていたから身に余る暖かい応援をもらえたこと、我々の頑張った分だけ今年もスポーツの神様から相応の結果をもらえたこと、だと思います。「完敗」はしたけれど、今年幕切れもまた紛れもなく「夏の輝き」だったと思います。
今年もまた応援・ご支援を頂いたすべての皆様に、心から感謝申し上げます。本当に有難うございました。

「四人の三年生へ」

三年生の学年はたった四人でスタートし四人で活動を終えた。ソフトボールの“伝統校”を進路先に選んだはずが、「トンネル」の中でスタートを切り「トンネル」の中を歩き通すことになった。
しかし、四人もまたくじけたり投げ出したりはしなかった。不安がなかったかといえば勿論そうではなかったろう。自分の力でトンネルから飛び出す凄いスーパースターがいたわけではない。ソフト界屈指の新監督のプログラムをばんばんマスターしていったわけでもない。かといってすべてを補って余りある破格の“心の強さ”を持ち合わせていたわけでもない。
出来たことは、ひたすら地道に謙虚に粛々と歩き通したことだった。

スポーツの輝きは大きく二つある。一つはスポーツそのものの輝き・勝負の輝きだ。そしてもう一つは勝ち負けに左右されないスポーツを通して得られる人生の輝きだ。
スポーツ・勝負の輝きは、予選に競り勝ったことだったと思う。本戦の守山では“負けるとしたらこういう展開”を絵に描いたような試合になってしまい、終始我慢だった。一方、もう一つの輝きはスポーツ場面を突き抜けたところにある人生の輝きだから、今年の「守山の完敗」の中にもある。
一人はポジションの関係もあってベンチ入りから外れサポートに回った。出場した三人もプレーの中で目立った輝きは放てなかった。しかしトンネルの中で獲得したもう一つの輝きは一生消えないだろう。人がそれぞれの現実を精一杯生きたことで得る輝きは、きっとこの先にも現れる新たなトンネルの中でも闇を照らすだろう。それが学校部活動の生命線だ。

四人がいたから、京都西山の伝統もつながった。四十年の輝かしい歴史から新たなNEW京都西山の輝きへ、四人が必死につないだ。NEW京都西山もまた、そのことを決して忘れないだろう。

現在中学三年生の諸君! 「高校で一段上のソフトボールを学び」そして「日本一の輝きを目指して頑張ろう」という皆さんは、一度NEW京都西山を覗いて下さい。とびっきりの輝きを求めてドラマづくりを一緒にしませんか!
(見学・体験どんどん歓迎します。遠慮なく中学校の顧問の先生に申し出て、連絡を入れてもらって下さい)

平成27年「インターハイ予選」の報告とお礼

13年連続23回目の京都府代表権獲得!

ここ二年、大きな曲がり角にあった京都西山ですが、皆様の暖かい応援のおかげで、創部以来最大の試練を克服しNEW京都西山として大きな一歩を踏み出すことが出来ました。厚く御礼申し上げます。ありがとうございました。
「ピンチはチャンス」・・そう言い続けて、直近二年のインターハイ出場も何とか粘りに粘ってつかみとったとても感慨深いものでした。しかし、今年の戦いはまた格別の苦しみでした。 色々ありましたが、昨年度はそれこそ部存亡の危機でした。
そういう状態にもかかわらず入学してくれた生徒が今の三年生4人・二年生8人でした。戦力的には谷間でも、何とかその部員達にも「苦労は大きければ大きいほど(くじけず乗り越えられればだが・・)ドラマは輝く」という体験をさせてやりたいと、そのことばかりを思い続けた今年の戦いでした。NEW京都西山にとって、田中大鉄という全国屈指の監督に巡り会えたことは起死回生の最大の要因でしたが、その弱り目に祟り目の西山にとても温かい支援をいただいたのが中学領域の先生方でした。重ねて御礼申し上げます。“結果”でもその皆様の応援に応えられたこと、本当に良かったとホッとしています。
おかげさまで、今年度は17人の新入生が結集してくれて戦力的には層が厚くなりましたが、まだ高校生になって三カ月足らず、京都のライバル校の皆さんには「今年がチャンス!」と思われながらのひたすら我慢の戦いでした。

対 西城陽高校    3-2
対 洛東高校     12-1
対 産大附属高校   3-2
対 京都明徳高校   2-0

今年もまた、京都の多くのライバルであり仲間である皆さんの思いを胸に全国でしっかり闘えるように、残り一ヶ月半一層厳しくかつ明るく最後の努力を積み重ねる決意でおります。

集合写真

「冬の向こうに」

「ピンチはチャンス」、そう自分達に言い続けて三度目の夏を迎えた。“三度目の正直”への不安を打ち消すべく、ひたすら努力に努力を積み重ねた。
「ピンチはチャンス」・・言うは易くで、そんな簡単なものではない。長い人生を積み重ねて「ピンチを乗り越えたプラス体験」が蓄積してくるとそういう気持ちになれるが、それでも「今度のピンチはムリ!」と思ってしまうこともしばしばだ。その時は、「負けるもんか! 今に見ていろ!」というような意地というか開き直りというものが“クモの糸”となる。

しかし、これは確かなことだが、「ピンチ」はドラマを輝かせる「チャンス」である。ピンチが大きければ大きいほど、乗り越えたときのドラマは一層輝く。
だからこそ、「ピンチ」をどう生きるかが大切だ。ひとりで乗り越えるにあまりにも手ごわければ、周囲の仲間たちと手をつなぐことだ。物事がうまくいかないと不協和音が大きくなるのは世の常だが、逆にそういう時ほど一人一人が心してあたることだ。それを何より大切にする指導者も必要だ。

“寒い冬”だった。NEW京都西山の新チームは三年生4人二年生8人だ。寮があった時の戦力では全くない。今春は地元の新一年生が大勢結集してくれたが、当然ついこの前までは中学生だった。
しかし今年もまた“夏の輝き”を信じて、みんなで苦しい厳冬を、そして足踏みの続く春を、粘りに粘って歩き通すことができた。
その冬の向こうに輝く夏はあった。今年もまた「トンネルの向こう」はあった。29人みんなでたどり着いた「トンネルの向こう」だったが、冬を必死に生き抜いた12人にその夏の輝きを体験させてやれたことが、何より嬉しい。

ここまでこられたことに、そして、その道中で我々が元気をもらったすべての出会いに心から感謝したい。最後に、そのありがとうの気持ちを、トンネルの向こうのインターハイにぶつけたい。いや、ぶつけねばならない。それが、勝ち負けを通り抜けたところにある最も大切なものなのだと思う。あと一ヶ月ちょっと、今まで以上に必死に頑張らねばと思う。

現在中学三年生で、こんなドラマをつくりたい人、「ピンチはチャンス」体験をしたい人、「高校で一段上のソフトボールを学び」そして「日本一の輝きを目指して頑張ろう」という皆さんは、是非一度、NEW京都西山のグランドを覘いてみて下さい(中学校の顧問の先生より連絡を入れてもらって下さい)。

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