2020/12/23
京都調理師専門学校(大和学園)によるクリスマスケーキ講習会
アダプト進学コース
12月15日(火)の放課後16時~18時半頃、アダプト進学コースとこころ教養コースの希望者20名(先着)が、クリスマスケーキの講習会を受けました。
先着20名という制限があり、告知すると、すぐに生徒達が申し込みに来て、あっという間に定員に達しました。昨年度のこの講習会を2年生で受け、調理方面への進路を決めた3年生もいるので、本校生徒達にとって進路を考える貴重な講習会なのです。もちろん嬉しい、楽しい、講習会でもあります。
京都調理師専門学校から、講師の先生に来ていただき、クリスマスに向けてケーキの講習会をしていただきました。京都調理師専門学校は、京都市で唯一、調理・製菓等について学べ、資格が取れる学校です。しっかりとした技術を身に着け、仕事にしたい人にはとてもお勧めの専門学校です。生徒達は全員、エプロン・三角巾・タオルを持参して、やる気満々の笑顔で集合しました。
今回チャレンジするメニューは、「ブッシュ・ド・ノエル」と「ブール・ド・ネージュ」です。
「ブッシュ・ド・ノエル」は「ノエル」がフランス語で(クリスマス)で、「ビュッシュ」が(丸太)の意味だそうで、「クリスマスの木」というイメージのようです。
「ブール・ド・ネージュ」は「雪玉」という意味のようです。インターネットで調べました。
まずは、先生からデモンストレーションで作り方を見せていただき、生徒達も1人1つの「ブッシュ・ド・ノエル」と、「ブール・ド・ネージュ」を作り始めました。(ケーキは1台?と数えるかもしれませんね。)
手順に従い、材料を混ぜ、オーブンで焼き、イチゴなどを中に入れてスポンジをロール状に巻き、生クリームを塗る生徒たちの姿は、「難しぃ~!」等と言いながらも、とても楽しそうでした。
見慣れぬ講師の先生のかっこいいコック姿と、美味しそうなケーキのにおいに、クッキングルームのガラス張りの窓には、他の生徒達の興味津々でうらやましそうな顔が張り付いていました。
上手くロール状に巻けたら、少し切って上に載せ、クリームでコーティング。きれいにクリームを塗るのは意外に難しく、苦戦していましたが、先生に教えていただきながら、何とか完成しました。
出来上がった「ブッシュ・ド・ノエル」にはサンタやクリスマスプレートを飾り、一人1台ずつ箱に詰めました。ほんのりピンクの「ブール・ド・ネージュ」は、透明な袋にソフトクリームのように見える感じにラッピングし、リボンをかけ、とてもかわいく出来上がりました。ぜひ、写真をご覧ください!
このような、本校のアダプト進学コースの様々な分野を体験する取り組みを経験し、生徒達が自分の進路を考え、実現し、将来自立して自分の力で生きていける女性になって欲しいと願っています。