KYOTO NISHIYAMA

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生徒用ソーシャルメディアポリシー

現代社会において、携帯電話、スマートフォン、ネットワークに接続されたパソコンなどは、現代の生活になくてはならないコミュニケーションツールになっています。そして、インターネット上の掲示板やtwitter、Instagram、Facebook等、ソーシャルメディアと呼ばれる情報発信・交換できるサービス、またメール、Lineなどのコミュニケーションツールが急速に広まり、広く活用されています。その反面、トラブルに巻き込まれ、事件の被害者になるケースも発生しています。時には、自分が意図せず加害者になることも考えられます。

本校では、ソーシャルメディアやコミュニケーションツールを利用する上での基本的な考え方を、生徒用ソーシャルメディアポリシーとして定めています。以下をご家庭でご覧いただき、ご子息・ご息女と使用方法をよく相談された上で、ご家庭のルールに基づいて、安全な使用方法と適切な使用頻度を守っていただくことを願います。

  1. インターネットは世界中の人が使う公共メディアです
    ソーシャルメディアは世界につながっています。一度インターネット上に掲載した情報は完全に削除することはできません。非公開アカウント(カギをかけたアカウントで使用するSNS等)として掲載した情報であっても、この瞬間にもスクリーンショット等様々な方法で誰かにコピーされ、拡散されているかもしれません。その情報は、あなたの将来にまで影響を及ぼす覚悟をもって利用してください。進路や就職などの不利益になる恐れもあります。
  2. 自分・他人の個人情報は絶対に公開しない
    個人情報とは、氏名、年齢、電話番号、住所、学校名などだけではありません。内容から個人を特定できるもの全てが、個人情報として扱われます。たとえ名前を出していなかったとしても、公開された情報から個人が特定できれば、それは個人情報保護法に違反しているということです。また、友達の情報を載せる行為が、友達をインターネット上の危険にさらしてしまうことを充分に理解する必要があります。写真などの情報を載せる場合には、必ず確認を取りましょう。
  3.  学校の名誉や人を傷つけるような書き込みをしない
    他人、学校に対する誹謗・中傷などの書き込みは、断固として許しません。もともとは他人が掲載した情報でも、引用して掲載(リツイート等)すれば同様に責任を負います。そのような行為が発覚したときは、厳正に指導を行います。また、学校の指導のみならず法的な処罰を受ける可能性のあることを十分理解しておいてください。インターネットと日常は同じ現実社会です。その書き込みを自分の家の玄関に貼っておけるか、大切な人の前で同じ行為ができるか、よく考えてください。日常生活でしないことはインターネット上でもしない。自覚と思いやりを持った行動をしましょう。
  4.  困ったら大人に相談しましょう
    ソーシャルメディアを利用すると、詐欺などの被害者になる可能性があります。その手口も巧妙になってきており、自分だけで解決しようとすることは危険です。何か困ったときは、なるべく早く、必ず保護者や先生に相談しましょう。もちろん、自分が加害者になってしまったときも同様です。